こんにちは、nacoです。帝王切開瘢痕症候群の修復手術をして以降の身体の変化について書いていこうと思います。
帝王切開瘢痕症候群手術を経て変わったこと
不正出血がなくなった
退院診察の際、生理の不正出血についてなくなる人なくならない人といるという説明を受けましたが私はもともと(帝王切開をする前)不正出血に出逢ったことがなかった人であったので、もちろんですが、きれいな生理の期間を経てそれ以降茶色い織物などをみることがなくなりました。正直、このだらだらと続く不正出血もメンタル的に辛かったので、とってもすっきりした気持ちです。また毎月不正出血を経験して思ったのが、『これ。帝王切開瘢痕部に溜まった血でいいんだよね…まさか別な理由があったら大変…だよな…煩わしい…』というものでした。このストレスから無事解放されてホッとしています。
子宮の壁の厚さ
私の瘢痕部の厚さは3mmでした。それが15mmに近い14mmとなりました。退院診察の際は、もしかしたら今は溶ける糸で縫合されているけど、『溶けた後にこの傷が開いてしまうこともあるから』と後だしじゃんけんみたいな怖い事を先生がおっしゃられていたので、退院してからのこの1ヶ月、不安でめちゃめちゃ安静にしていました。(安静にしたところで意味はないらしいのですが…汗)しかしエコーの結果はしっかり厚い壁になっていて黒く写るあの瘢痕部の影は跡形もなくなっていました。嬉しかったです。
ですがきちんともとの状態に近い子宮に戻せた充実感でいっぱいですよ!
帝王切開瘢痕症候群を経た今、良かったこと
- 不正出血とさよならできたこと
- 子宮の壁が1.5mm近く厚くなったこと
- 子宮破裂のリスクが軽減されたこと
- 自然妊娠も頑張りながら不妊治療にあたれること
帝王切開瘢痕症候群を経た今、悪かったこと
- ここから6ヶ月間、妊活はできないこと
- 休職期間が1ヶ月近くに及ぶこと
- 妊娠するとは限らない
まとめ
私は帝王切開瘢痕症候群の手術を決断しました。一番の理由はもし妊娠したとしても早産の恐れ・子宮破裂の可能性、子宮鏡検査で実際に目にした私の3mmの壁の薄さの衝撃、また(流産をしてしまったけれど)妊娠をしたときに感じたお腹がふくれる恐怖、これらを感じてしまったからです。この手術にあたるまで3つの婦人科医院にかかったけれど他2つの病院では産めなくはないと言われていました。(正しくは今回の先生も産めなくはないと言っています。私に手術をするか、リスク承知で不妊治療をするか投げかけてくれたのが初めてでした。)
なのでしなくてもいい手術ではあるんだと思います。でも私は臆病なもので…決行致しました!やらなくてもいい手術であったかもしれないとわかっていてもやはり、私は今の段階では、後悔しておらずやってよかったと思っています。
またこのブログをみて手術について知りたかった方がいましたら、やはり悪かったことに挙げた妊娠するとはかぎらないということを理解した上で自分はどうすべきかを考えてもいいかもしれません。私はそれが最後の自分への問いでした。
私の最後の決断理由は妊娠出来なかったとしてもこの手術をしなかったことを後悔するはず。でした。ならやっちゃえでした。
帝王切開瘢痕症候群で悩んでいる方がいましたら、一緒に頑張りましょう!!
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