帝王切開瘢痕症候群って知っていますか?

妊活・不妊

私が不妊治療に進んだきっかけである、この帝王切開瘢痕症候群についてお話しようかと思います

出産後の生理に異変

naco
naco

妊娠前は…
30日周期 生理5日間程度でした

それが明らかに以前と違う症状になっていると気がつきました。それは生理5日目以降に不正出血のように茶色い出血が続くこと。不正出血も併せると9日〜10日程度の生理期間となっていました。妊活も始めていたので、子宮になにか起きてるのではないかと不安になり始め、ネット検索をしまくりました。それでもなかなかでてこないワードで見つけるまでに時間がかかりました。やっと同じ症状をもつ方のブログに出会って初めてこの言葉を知りました。とにかく確認しなくては診察を決意しました。

婦人科での診断

もし同じ症状で気になっている方がいれば、普通に婦人科初診にて、エコーで診断してもらえます

帝王切開瘢痕症候群はどんな人がなるの?

・帝王切開をした人
・特に緊急の帝王切開をした方

私は第一子の陣痛に19時間絶えました。しかし子宮口がある一定のところから開かなくなり、最終的にもう普通分娩は難しいので緊急の帝王切開を選択してくださいと言われました。なんとか自力で産みたいという思いが強くあり、ぎりぎりのところまで踏ん張ってしました。そして今回の診察にて緊急の場合きれいに傷口が塞がらないことがあるという話をされました。この診断を聞いて思ったのは、緊急で帝王切開になるとこのリスクがあることを早くに教えて欲しかったと思いました。そんなリスクがあるならさっさと帝王切開を選択してたよ…とあの日を悔やみました。

妊娠へのデメリット

・すべての精子がたどり着けなくなってしまうため可能性が減る
・妊娠出来た時の子宮破裂の恐れがある
・着床がその瘢痕部にしてしまった場合、流産となる
この3つが説明されました。
一つ目の精子がたどり着けないというのはどういうことか?
子宮前に瘢痕部と呼ばれるくぼみができてしまうため、そこに精子が溜まってしまう、先にある子宮を目指しているのにその沼に落ちてしまい行かれないというわけです。まあ、運動会でいうところの障害物競争的な感じですかね〜。ただでさえたどり着くのに大変な道のりだっていうのに、障害物競争じゃあ体力ももたないよね〜。元気な精子だって確率減るのはよくわかる〜。
そうそこで質問をしたのが妊娠はできないのですか?でした。するといや、可能性が減るだけでできる、しかしと・・2つ目の話になったわけです。妊娠したとしても、そこからまたリスクがある。瘢痕部は非常に薄い膜になってしまっているため、妊娠で子宮が大きくなるにつれ破裂する恐れが当然でてくるという話でした。なので管理しながら出産をしなければならない、という説明を受けました。また着床についてもそのくぼみに着床してしまった場合流産となってしまうため流産リスクもあがるということでした。
最悪だなってのが感想です。まさか自分が該当者になっていたなんて…と絶望ってやつでした。
この結果を聞き大変悩みました。しかし可能性があるのであればチャレンジしてみようと、後悔だけはしない生き方をするため、不妊外来へ通う決意を私はしました。

不妊外来での対応

・精子量によっては不妊治療をしなくても妊娠の可能性はある
・年齢の問題(子宮年齢)
妊娠の可能性はあると期待を持たせる話をしてくれて、当然期待しちゃいました。が、残念!!主人の精子量をはかったところ基準値より低めの値がでてしまい不妊治療でないと厳しいという判断をされてしまいました。こうした事実の積み重ねで徐々に徐々にと、がっつり不妊であることの認識が生まれてきました。とりあえずこのときだいたいの状況把握ができたのでやっとここから不妊治療がはじまるのでした。
不妊治療は始めていくと、帝王切開瘢痕症候群だけの問題ではなくこのようにさまざまな不妊の要因が見えていきます。
その一つに、私の問題点パート2に出会います!!それは子宮のおばさん化です!…そんなのもっと早く不妊治療に進んでいたら防げたじゃん。
本当に早く不妊治療に進んでおけば良かったと後悔したよねえ。
まあ後悔してもしかたないので・・・いいことをとりあげるとするならば…不妊外来の看護師さんから、不妊にもこのように原因がわかっているもの、原因がわからないものとあるそうで、その原因不明なまま不妊治療をされている方も多くいるそうです。そういう方からすれば、まだ原因がわかっているだけ頑張れるよという話でした。とは言うけれど結果、できないの一緒じゃんって感じですよね

生理はバロメーター

今後は生理がいつもと違ったり…なんか変だ…と思うことがあれば、すぐに診察をしたいと思っています。今回、私は数ヶ月不正出血を放置してしまいました。もっと早く動いていたらもっと違う今があったかもしれないと思っています。不妊治療という世界に入りたくないという思いがあったのも事実です。一度妊娠・出産できているのだから、大丈夫という自信がありました。2人目不妊にまさか自分がなるなんてと…思っていました。

私には身近な人に不妊治療をしている夫婦がいました。あの頃、その夫婦に対して大変だよなぁ…と思っていました。あの頃の自分を思い返すと自分があの程度の気にかけをしていたことを恥じてしまいます。不妊の悩みは想像を絶する苦痛を伴うのです。

だからこそ、不妊という価値観が変わる日がこないかなと思います。。不妊の当事者はすっごくつらい。だからせめてもっと不妊という言葉がオープンで前向きな世の中になって欲しいと思います。男性不妊や女性不妊はかわいそうなことではない。触れては行けないことではない。そんな社会になったら、少しは救われるよね。

妊活・不妊
スポンサーリンク
女子活ポジティ部

コメント

タイトルとURLをコピーしました