稽留流産と診断された日に読んでほしい記事

妊活・不妊

私が稽留流産と診断された日

2022年4月中旬。妊娠発覚

4月の中旬に妊娠が発覚してエコー写真を見た時から私自身この日が来る事に怯えていました。それは第1子のエコー写真と見比べてとても小さく、ネットで散見される“流産したときのエコー写真”ととっても似ていたからです。似ているだけという8割の事実と成長が遅いだけだから大丈夫という2割の希望が心の中をうごめいていました。私は『無理かもな…』と口にしていながらも、今思えば心の中はその2割の希望を全力で応援していたのだと思います。なので、妊娠がわかってもあの頃は嬉しいわけでもなく毎日不安と共に過ごしていました。

今回の妊娠は不妊治療の末の妊娠だったので、不妊専門医院から産科医院へ紹介状を書いてもらいました。

なので4月下旬、再度産科医院にて心拍確認をとり、そして母子手帳を役場でもらいました。役場へ行ったときも気持ちは晴れず、不安でいっぱいの暗い妊婦でした。

2022年5月初旬。稽留流産と診断

そんな2週間を過ごしついにこの日がきてしまいました。9週目の検診でした。

診察台にあがってエコーで赤ちゃんを確認すると、それまで明るくお話されていた先生が突然無言になりました。ペラペラとカルテをめくる音、隣の部屋と診察台の部屋を行ったり来たり
〈ああ…そういうことか…やだやだ…やっぱりか…〉と8割の事実がただの真実に変わってしまった瞬間でした。とはいうものの頭の中は真っ白でした。
やっとでた先生の言葉は『この前の検診では心拍確認できたんでしたよね?』
〈心拍みえないってことか…〉とただただ思いました。
この会話でエコー検査は終了。診察室へ行き話を聞くことが嫌でした。事実を受け止めたくないという思いでした。

渡されたエコー写真の赤ちゃんは、ぼんやりとぼやけていました。それがまた、切なかったです。
『心拍がみられなかったので稽留流産かと思われますが、エコーの写し方によって心拍が見えないこともあるので、また1週間後きてください。』
そういう期待を持たせるような話し方はしないでほしい。流産しているとわかっているのに期待する自分がでてきちゃう。また1週間がつらくなると思いながらお会計をし病院をあとにしました。

稽留流産診断から2ヶ月経った私の状況

この時期には生理再開を夢みていた

いまだ流産の後処理をしています。多分、自然排出を選択したからかもしれません。本当は掻爬手術を希望したのですが、私の子宮には事情があり自然排出しか選択肢がありませんでした。ちなみに自然排出は5月下旬に起きました。ネットでは色々な情報があふれていますが、自然排出を選択した今、改めて私は掻爬手術を選択したかったと思っています。

再妊活の目標が今の原動力

あの日の自分からは想像できないくらい立ち直りました。というのはちょっと嘘かもしれませんが、前をむく努力をこの2ヶ月自分に言い聞かせ実践してきました。今も過去にひっぱられそうになるときはあるけれど、言い聞かせて前向きな自分でいる意識づけをしています。今、頑張る力をくれるのはリスタートを目標に変えたからです。だからこの望んでいなかった状況下でも、大丈夫いつかは終わると執着せずに過ごしています。

流産に感謝は全くしないこと

確かにこの最強につらい経験は、私を強くしてくれました。人生で考えれば感謝してもいい出来事かもしれませんが、私はやっぱり赤ちゃんに会いたかった!!もしかしたら不育症かもしれないと悩んだりもしていますが、今はまだわかりません。とにかく今は妊娠ではなく元気で健康な赤ちゃんを出産したいと思うようになりました。今回の流産はきれいごとにはせずに、次こそはお前(流産)に会う事には絶対しないぞ!という立ち位置にしています。それが今、私が強くいられる力になっています。

まとめ 〜自分に目を向ける〜

自分本意の行動をつくっていく

最初は赤ちゃんのことを思って泣く日々が続きました。妊娠の喜びがまだ香るマイホームで過ごすこともつらかったです。なので私は、悲しみから逃げまくりました。家にもいないようにしたし、仕事で取引先の方と話すことで本当の自分から逃げている感覚も味わいました。仕事用の姿でいることで自分を消していたのかもしれません。とは言っても朝晩は家に帰らなければなりません。どんよりした自分に戻るのです。そのときは、今ある幸せを探しまくりました。私は長男が生まれてくれたことにもっと感謝すべきだったなという想いに救われました。他にも友人の存在、親の存在、自分が健康であることに感謝…なんでもいいと思います。つらいときこそ、今ある幸せを感じましょう!

逃げているうちに客観的になれる

昨日あった幸せが突然なくなった今、立ち直れないならとにかく逃げてもいいと思います。私は逃げているうちに、だんだん自分の心配をすることができました。自分を生きることに気づきました。私はそこから前向きモードになれました。今、悩んでつらい想いをされている方いたら、逃げまくって流産前の自分に戻ってほしいと思います。きっとあなたらしい道がその先にみつかるはずです。

私はまだ道を見つけたくらいのところなので偉そうなことは言えませんが、道がみつかるとすっごく楽になります!

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女子活ポジティ部

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