こんにちは、nacoです。採卵まで終えたところでいよいよ胚移植本番!といきたいところではありますが…ここから半年以上妊活休業を決定致しました。
帝王切開瘢痕症候群の手術をすると決めました!来月12月に修復手術に挑みます!ここ数年、妊活中心で暮らしてきた私にとってこの手術を受けるということはかなり悩む決断でした。
手術をしなくても瘢痕部と付き合って妊娠できる可能性もある中で、私が手術を選ぶことになった理由を書きたいと思います。
妊活中断する怖さVS瘢痕部懸念し続ける怖さ
そもそも妊活を始めると、刻一刻と…1ヶ月1ヶ月と…妊活失敗を重ねるたびに年齢も重ねている重さを感じてしまいます。歳を重ねる=不妊の階段を一歩ずつ上っているイメージが私には出来上がっています。そんな中で6ヶ月!!1年の半分を何もせずただ歳をとるのも待つ未来が見えるのになんで手術を選ぶのか…。もうただ1つです。恐怖の何者でもないのです。万が一次妊娠できたところで子宮破裂したら…と思ってしまったんです。妊娠の可能性が減ることより、瘢痕部は破裂してしまう怖さのほうが私には大きくなってしまったのです。一度妊娠して流産をしましたが、妊娠中はなんとか出産までお腹が持ってほしい…と漠然と思い生まれてくる赤ちゃんのことだけを考えていました。しかし流産を終えて再出発をしていく中で、もし破裂していたら…と思う気持ちが徐々に強くなっていきました。自分が死んでしまったら今いる息子とも生まれてくるかもしれない赤ちゃんとも何も築いていくことができないわけで…
もちろんリスクがあるというくくりなので帝王切開瘢痕症候群は産めない身体というわけではないのです。つまり100%破裂するわけではないのです。でもなんでだか…流産をしてから私は、この橋を渡る度胸がなくなっていきました。
決め手となった子宮鏡検査の画像
そんな中、先生からはとりあえず瘢痕部の膜の薄さを確認するために子宮内からカメラで確認してみようという提案がありました。そして先日その検査を行ってきたのですが、その検査が決めてとなったんだと思います。その画像をもらっていないので言葉で書かせてもらうと…子宮内から子宮の壁を映してくれているのですが、瘢痕部だけ奥が透けてみえているという感じなわけです。フィルムのように透けていて…とにかく薄くてもろさ1000パーセント!みたいなイメージでした。それまでは、名前に引っ張られていたのか、子宮に凹みがある状態だという認識が強かったのですが…愚かだったなと衝撃を受けました。こんな薄さで本当に破裂せずにいられるの???とむしろ無事出産を迎えられている事実を疑ってしまうほどでした。即決で手術をすることに決めました。
でも私はまだ良い方だと言われました。もっとひどい方だと奥にある内蔵の凹凸もしっかり見えるそうです。私はまだ磨りガラスのようで奥になにがあるかまでは見えませんでした。
帝王切開瘢痕症候群手術をするメリットって
この手術は瘢痕部を切り取ってもらうけれど、結局はその部分を縫い合わせる手術なわけで完璧な頑丈な子宮には戻らない、というのが実際のところらしいです。やはり出産時のリスクがなくなるわけではない。けれど、今の状態よりはまだマシ。くらいで考えてもらっていいと言われました。
なので手術をすることにすごいメリットあるわけではないと思っています。また手術後、6ヶ月は妊活中止となるわけで…デメリットも伴う手術だと思っています。
それでも私は、手術を選びました。私は、自分の命を少しでも守る為に選んだのだと思います。
だからメリットと言えば多少のリスク軽減と多少の不安解消、あとは普通妊娠の可能性もちょっぴり拡がる…ってことなのでしょう。
まとめ
帝王切開瘢痕症候群の手術は、臆病な私の決断という感じです。先生もこのまま不妊治療の選択肢をくれていた中で私は手術を選びました。なので、本当に手術ありきのものではないんだと思っています。でも私は怖くなってしまったというわけです。これから手術にむけて、手術や術後など共有できることがあれば書いておこうと思っていますので、手術をするか悩んでいる方はぜひ読んでみてください。
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